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恋で30のお題【4 片思い】

自分の部屋で特にすることもなく、ぼうっと窓の外を眺めていた。

コンコン、というノックの音と共にマルスが入ってきた、

「やあ」

短くそれだけ言うと、マルスは俺の正面に座った。

「僕、暇でさ・・あ、アイク、最近よく林に行くみたいだけど、何かしているのかい?」

「ん?ああ・・・ピットと話をしているんだ」

「そうだったんだ。楽しそうだね」

そう言って笑うと、マルスは頬杖をついた。

「ああ。」

「最近、アイクすごく楽しそうだったからさ。」

楽しそう・・・?

マルスの目からはそう見えるのだろうか。

「分かるのか?」

「当然じゃないか!ここに来て、君がそんなに嬉しそうにしているのは初めて見たよ」

俺は、はあ、とため息をついてしまった。

「最近、妙に楽しくてな。ピットのおかげだな」

「へぇ・・・」

マルスは俺に人差し指を突きつけた。

「何だ。」

「アイク。君、ピット君のことどう思ってるんだい?」

マルスは愉快だとも言わんばかりに、満面の笑みを浮かべている。

「・・・ピットのこと?可愛いし、面白いし、一緒にいて楽しいしな・・・あれでいて中々頼りになる。」

何を思ったのか、マルスは突然吹き出した。

「てめえ、なにがおかしい」

どこに笑える要素があったんだ?

「あぁ・・ごめんよ。君、ピット君の事は好きかい?」

「ああ。どうしてそんなことを聞くんだ?」

マルスは眉間にしわを寄せてがっくりと肩を落とした。

そして、机にばん!と両手をついて言った。

「君は、ピット君のことが好きなんだよ!」

「そりゃ、お前だって好きだろ・・・っ!?」

好きって・・・・

好きって・・・・

恋愛対象・・・っていう好き・・・・・?

「いやあ、君ってすごいな!自覚なしだったのか!」

マルスは腹を抱えて机をどんどんと叩いた。

こいつ・・・・

「うるせェ、もやし野郎」

「も・・・もやし・・・?」

その言葉にショックを受けたのか、マルスは眉を吊り上げた。

けれど、すぐにいい悪戯を思いついたような子供の顔になって言った。

「アイクみたいな鈍感には言われたくないね!」

・・・・俺は、言い返す気も起きず、そっぽを向いた。

「その様子だと、ピット君にまだ何も言ってないんだろ?片思い、頑張りなよ!」



























恋で30のお題、4つめ消化。

実はこれのマルスsideも完成しているので、3つ目をupしたらそちらも載せようと思います。

マルスsideとか考えてる暇があるなら先に進めろ!・・・なんて声が聞こえそうですけどね;

でも、違う見方で書いたりするのも楽しかったなぁ、なんて。


フラグクラッシャーって言われてるぐらいのアイクは人に言われてから気づきそう・・・

エリンシア様とくっついてほしかったのになぁ・・・・

アイピト推奨しておきながら何を言っているんだ、って感じですが・・ね
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